特許
J-GLOBAL ID:201203097290647210

内視鏡の吸引ボタン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-211857
公開番号(公開出願番号):特開2012-065765
出願日: 2010年09月22日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
【課題】シリンダの管路内において吸引物が通る通路の径を広くするとともに、プランジャとシリンダの管路との摺動抵抗を抑える。【解決手段】シリンダユニット24を構成する弁ガイド部材30内に、吸引通路17に通じる第1管路40と、第1管路40よりも細径の第2管路41と、第1管路40の先端と第2管路41の後端とを接続する略錐形状の第3管路42とを設ける。第3管路42に、負圧源通路21に通じる負圧源連通口45を開口する。弁ガイド部材30に、第2管路41に移動自在に装着された本体軸部52と、第3管路42の内壁に沿う略錐形状の錐形弁部53とからなるプランジャ25を装着する。吸引OFF時には、錐形弁部53を第3管路42の内壁に当接させて負圧源連通口45を塞ぎ、吸引ON時には錐形弁部53を第3管路42の内壁から離間させることにより、負圧源連通口45を開放する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内視鏡の操作部に設けられるとともに、内視鏡挿入部の先端に開口した吸引口に通じる吸引通路と、負圧源に接続した負圧源通路とが接続されており、前記負圧源通路と前記吸引通路との連通/遮断を切り替える内視鏡の吸引ボタンにおいて、 前記操作部に設けられたシリンダであって、後端側が前記吸引通路に通じている第1管路と、前記第1管路の先端側で当該第1管路と同軸に延び、前記第1管路よりも小径でかつ先端がシリンダ開口で開放された第2管路と、前記第1管路の先端及び第2管路の後端を接続する略錐形状の第3管路とを有するシリンダと、 前記第3管路に開口し、前記負圧源通路に連通する負圧源連通口と、 前記第2管路にその軸方向に移動自在に収容され、前記シリンダ開口から突出した軸先端部を有する本体軸部と、前記本体軸部の軸後端部に設けられ、前記第3管路の内壁に沿う略錐形状の弁部と、前記本体軸部の側面と前記弁部の底面を連通する内部管路とを有するプランジャとを備え、 前記プランジャは、前記軸先端部が押圧操作されていないときに、前記弁部が前記内壁に当接して前記負圧源連通口を塞いで前記負圧源通路と前記吸引通路との連通を遮断する遮断状態になり、押圧操作により前記軸先端部が前記シリンダ開口内に所定量押し込まれたときに、前記弁部が前記内壁から離れて前記負圧源連通口を開放するとともに、前記本体軸部の側面に開口した前記内部管路の側面開口が前記第3管路内に移動することで、前記内部管路を介して前記負圧源通路と前記吸引通路とを連通する連通状態になることを特徴とする内視鏡の吸引ボタン。
IPC (2件):
A61B 1/00 ,  G02B 23/24
FI (2件):
A61B1/00 332B ,  G02B23/24 A
Fターム (7件):
2H040BA24 ,  2H040DA21 ,  2H040DA57 ,  4C061HH05 ,  4C061HH14 ,  4C161HH05 ,  4C161HH14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-133229

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