特許
J-GLOBAL ID:201203097857544476

安定性評価方法および安定性評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-259959
公開番号(公開出願番号):特開2012-112111
出願日: 2010年11月22日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】円形以外の坑道形状を有する場合や複雑な掘削を行う場合にも適用しても高い評価精度を維持することができる安定性評価方法および安定性評価装置を提供する。【解決手段】地山の地質条件および坑道の設置条件を含む条件設定を行い、地山がMohr-Coulombの降伏基準にしたがうものとして、地山の材料の三軸圧縮試験から得られる応力-ひずみ曲線を軸ひずみの値で区分して線形化することによって得られる区分線形ひずみ軟化モデルに基づいて坑道部の地山の掘削の数値解析を行うことにより、所定の掘削区間における非線形ひずみ測度を算出し、算出した非線形ひずみ測度と、区分線形ひずみ軟化モデルにおける所定の軸ひずみに対応した非線形ひずみ測度である許容値とを比較することによって前記地山の安定性を評価する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
坑道周辺の地山の安定性を評価する安定性評価方法であって、 地山の地質条件および坑道の設置条件を含む条件設定を行う設計工程と、 前記地山がMohr-Coulombの降伏基準にしたがうものとして、前記地山の材料の三軸圧縮試験から得られる応力-ひずみ曲線を軸ひずみの値で区分して線形化する区分線形ひずみ軟化モデルを形成するモデル形成工程と、 前記モデル形成工程で形成した区分線形ひずみ軟化モデルに基づいて坑道部の地山の掘削の数値解析を行うことにより、所定の掘削区間における非線形ひずみ測度を算出する数値解析工程と、 前記数値解析工程で算出した非線形ひずみ測度と、前記区分線形ひずみ軟化モデルにおける所定の軸ひずみに対応した非線形ひずみ測度である許容値とを比較することによって前記地山の安定性を評価する比較工程と、 を有することを特徴とする安定性評価方法。
IPC (1件):
E21D 9/00
FI (1件):
E21D9/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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