特許
J-GLOBAL ID:201203099608587982

物体挟持装置及び屋根材の固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  前島 一夫 ,  廣瀬 繁樹 ,  西村 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-252811
公開番号(公開出願番号):特開2012-102562
出願日: 2010年11月11日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】強風等に起因する水平方向及び鉛直方向の応力に対抗できるように屋根材をより強固に固定する物体挟持装置及び固定方法が望まれている。【解決手段】本発明は、雌ねじ12と第一の押さえ部13bとを有する第一部材11と、雌ねじ12に螺合する雄ねじ16を有すると共に、第一の押さえ部13bと協働して物体を挟持可能な第二の押さえ部17を有する第二部材15とを具備し、第二部材15は、雄ねじ16を有する棒状の本体18を備え、本体18を鉛直姿勢に静止保持したときに本体18から径方向外方へ張り出さない形状を有する係止片19から形成され、係止片19は本体18を回転させて螺合動作を生じさせたときに、遠心力により本体18に対し自動的に回転して、両端が本体18から径方向外方へ張り出す姿勢に移行すること、を特徴とする物体挟持装置10を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
雌ねじを有すると共に該雌ねじに対し固定して配置される第一の押さえ部を有する第一部材と、 前記雌ねじに螺合する雄ねじを有すると共に、該雄ねじに対して移動可能に配置される第二の押さえ部であって、前記第一の押さえ部と協働して物体を挟持可能な第二の押さえ部を有し、前記雌ねじと該雄ねじとの螺合動作により前記第一の押さえ部と該第二の押さえ部とが相互に接近又は離反する方向へ移動可能に、前記第一部材に組み合わされる第二部材とを具備し、 前記第二部材は、前記雄ねじを有する棒状の本体を備え、 前記第二の押さえ部は、重心からずれた位置で前記本体に回転可能に取付けられる係止片であって、前記本体を鉛直姿勢に静止保持したときに、重力により鉛直姿勢を維持すると共に前記本体から径方向外方へ張り出さない形状を有する係止片から形成され、 前記係止片は、前記本体を前記鉛直姿勢で前記第一部材に対し回転させて前記螺合動作を生じさせたときに、遠心力により前記本体に対し自動的に回転して、両端が前記本体から径方向外方へ張り出す姿勢に移行すること、 を特徴とする物体挟持装置。
IPC (2件):
E04D 15/00 ,  E04D 11/00
FI (2件):
E04D15/00 J ,  E04D11/00 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-250555

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