特許
J-GLOBAL ID:201203099622247647
油圧シリンダ駆動回路の作動油交換方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶 良之
, 須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-181582
公開番号(公開出願番号):特開2012-041953
出願日: 2010年08月16日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】多機能弁で形成する2種類の回路構成と方向切換弁との関連作動により一回の操作で往復動型油圧シリンダと駆動回路内の作動油のほぼ全てを交換とする油圧シリンダ作動回路の作動油交換方法を提案する。【解決手段】多機能弁が形成した第1回路構成(駆動回路)方向切換弁35の左切換位置35cとの操作である第1操作と、多機能弁第2回路構成(フラッシング回路)と方向切換弁35の右切換位置35bとの操作である第2操作と、多機能弁の第1回路構成と方向切換弁35の右切換位置との操作である第3操作と多機能弁が形成した第2回路構成と右切換位置との操作である第4操作を、順次操作量を加減しつつ操作することによる油圧シリンダ10作動回路の作動油交換方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
作動油のタンクに接続し圧力作動油を発生する油圧ポンプと、
この油圧ポンプからの作動圧油の給排により負荷を駆動するピストンを備えた油圧シリンダと、
この油圧シリンダと前記油圧ポンプ及び前記作動油のタンクの間に接続してあり前記油圧シリンダを油圧ポンプと作動油のタンクに接続する2つの切換位置と油圧シリンダと油圧ポンプの間を遮断する中立位置を有する方向切換弁と、
この方向切換弁と前記油圧シリンダと間に配置してあり2つの作動油給排回路で接続する多機能弁と、
で構成した油圧シリンダ駆動回路において
前記多機能弁を、
前記2つの作動油給排回路に接続する弁体内回路と、
この弁内給排回路を接続しバイパス回路用止弁を備えたバイパス回路と、
前記弁内給排回路から分岐し給排回路用止弁を備え前記油圧シリンダに接続する2つの区間給排回路と、
を備えた構成とし、
前記多機能弁が
前記バイパス回路用止弁がバイパス回路遮断し給排回路用止弁が前記区分給排回路を連通する第1回路構成と、
前記バイパス回路用止弁がバイパス回路連通し給排回路用止弁が前記区分給排回路を遮断する第2回路構成と、
を形成する機能を備え、
この多機能弁の回路構成と方向切換弁の切換位置を、
前記方向切換弁を中立位置に操作した状態で前記多機能弁が前記第1回路構成を形成しその後、前記方向切換弁を切換位置に操作し前記油圧シリンダのロッドを一方のストロークエンドに位置させた後中立位置に復帰させる第1操作と、
前記第1操作の操作後、前記多機能弁が前記第2回路構成を形成しその後、方向切換弁を前記第1操作と対抗する切換位置に操作し前記第1操作時において排出側となった給排回路に前記油圧ポンプの作動油を少なくとも前記バイパス回路を満たす油量分を供給し、その後中立位置に復帰させる第2操作と、
前記第2操作の操作後、前記多機能弁が前記第1回路構成を形成し、その後方向切換弁を前記第2操作と同一の切換位置に操作し第1操作時において排出側となった給排回路に前記油圧ポンプの作動油を供給して前記油圧シリンダを第1操作と反対側のストロークエンドまで位置させその後、中立位置に復帰させる第3操作と、
前記第3操作の操作後、前記多機能弁が前記第2回路構成を形成し、その後前記方向切換弁を前記第2操作と同一の切換位置に操作し第1操作時において排出側となった給排回路に前記油圧ポンプの作動油を1つの給排回路の容積以上供給した後、中立位置に復帰させる第4操作と、
になることを特徴とする油圧シリンダ作動回路の作動油交換方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
3H082AA15
, 3H082AA21
, 3H082CC02
, 3H082DB20
, 3H082DB21
, 3H082EE20
引用特許:
審査官引用 (3件)
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差圧制御用ブロック
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-174876
出願人:株式会社クボタ
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特開平2-291399
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特許第3696850号
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