文献
J-GLOBAL ID:201302200084576569   整理番号:13A1387585

亜熱帯植物のハッカ(Mentha canadensis L.)は北方気候で栽培した場合でも最初の少しの秋霜に耐えられる

Mentha canadensis L., a subtropical plant, can withstand first few fall frosts when grown in northern climate
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  ページ: 521-525  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ニホンハッカ(Mentha canadensis L.)は,アジアと南アメリカで栽培される亜熱帯の精油作物である。ニホンハッカの精油は,様々な工業用途に使わる重要芳香剤である天然の結晶性メントールを生産するための唯一の商業的な原料である。そして,アメリカはメントールと脱メントール油の主要輸入国および消費国である。そこで,本試験では秋の収穫日(HD)(秋霜の時期と重なるように計画した)がニホンハッカ2品種(「Arvensis 2」および「Arvensis 3」)の精油含量,精油組成および各精油成分の収率に及ぼす影響を調べた。圃場試験は,ワイオミング州北部(北緯44°45.686′,西経106°55.479′,標高1171m asl)でおこなった。初HD~採集HDの間に,2011年は16回,2012年は27回の降霜があった。試験の結果,ニホンハッカは最初の少量の秋霜に耐えることができ,好適な精油組成で高い収量を得ることができた。供試2品種の新鮮収量は,2011年の全HDおよび2012年の一部HDで差異が無かった。しかし,2012年では10月5日,10月19日,10月26日および11月2日のHDにおいて,「Arvensis 3」が「Arvensis 2」よりも高い新鮮収量を示した。HDと品種によって,新鮮収穫物の精油含量は0.126%~0.571%の幅があり,精油収量は18~152kg/haの変動があった。精油中のメントール濃度は,HDによって67%~85%まで差があり,いずれのHDにおいても品種間の有意差は認められなかった。最初の秋霜が降りた後での遅いHD(10月5~19日)でも,ニホンハッカ品種の精油中のメントール濃度は低下しなかった。ニホンハッカは,標高1170m asl前後の北半球地方(北緯44°前後)の実用的な作物,および場合によっては生物燃料原料と成り得ると考えた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
特用作物一般  ,  植物の生化学  ,  植物生理学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る