文献

J-GLOBAL ID：201302200105044520   整理番号：13A0137066

前駆体としてαTCPフォームを用いる熱処理によるβTCPフォームの作製

Fabrication of βTCP Foam Using αTCP Foam as a Precursor by Heat Treatment

著者 (7件)： NIKAIDO Taro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TSURU Kanji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KAWACHI Giichiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MUNAR Melvin (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MATSUYA Shigeki (Fukuoka Dental Coll., Fukuoka, JPN) ,  NAKAMURA Seiji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ISHIKAWA Kunio (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 529/530  ページ： 15-18  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨再生・置換材料として有用な,完全に相互連結したポア構造を持ち,取り扱いの容易なβTCPフォームの作製法として,熱処理によるαTCPフォームのβTCPフォーム転換法について報告した。前駆体としてのαTCPは,ポリウレタンフォームテンプレートを炭酸カルシウムと無水リン酸二カルシウムの混合粉末からなるスラリーに浸漬・乾燥後,1500°C5時間の焼結により調製した。その後,600~1100°Cで50~300時間熱処理することにより,βTCPへと転換した。実験条件時間内では800°C~1000°Cで完全なβTCPが得られた。1000°C300時間熱処理試料が57.9±17.6kPaの最も高い圧縮強度を示し,その気孔率は93.4±0.5%であり完全な相互連結ポア構造を持っていた。

シソーラス用語： *リン酸カルシウム ,  骨形成 ,  人工骨 ,  細孔構造 ,  圧縮強さ ,  ポリウレタン ,  型 ,  スラリー ,  焼結 ,  微細構造 ,  空隙率 ,  再建術 ,  整形外科 ,  *多孔質体 ,  恒温変態 ,  焼結体
準シソーラス用語： αTCP ,  *βTCP ,  テンプレート【型】 ,  骨再生 ,  骨修復

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 前駆体 ,  αTCP ,  フォーム ,  熱処理 ,  βTCP ,  作製