文献
J-GLOBAL ID:201302200134692999   整理番号:13A1401025

インゲンマメ品種Ouro Negroにおける炭疽病Coおよび角斑病Phg-ON耐病性遺伝子の共分離解析およびマッピング

Co-segregation analysis and mapping of the anthracnose Co-10 and angular leaf spot Phg-ON disease-resistance genes in the common bean cultivar Ouro Negro
著者 (9件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 2245-2255  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
炭疽病(ANT)および角斑病(ALS)は,インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L.)における壊滅的な病害である。Ouro Negroは,ANTとALSに対して,各々,耐病性遺伝子Co-10とPhg-ONを持つ高生産性のインゲンマメ品種である。本研究では,Ruda×Ouro Negro交雑由来のF2集団およびAND277×Ouro Negro交雑由来のF2:3ファミリーを用いて,ANTとALSに対する抵抗性の遺伝的な共分離解析を行った。Ouro Negroは,ANTのレース7および73,ALS病原菌のレース63-39に抵抗性を示す。逆に,品種AND277とRudaは,各々,ANTのレース7と73に感受性である。両品種は,ALSのレース63-39に感受性である。共分離解析によって,Co-10とPhg-ONは一緒に遺伝し,ANTのレース7と73およびALSのレース63-39に対する抵抗性を付与することが明らかとなった。Co-10とPhg-ON遺伝子は共分離し,染色体Pv04上に0.0cMの距離で密接に連鎖していた。分子マーカーg2303は,0.0cMの距離でCo-10とPhg-ONと連鎖していた。シス配置での物理的連鎖のため,Co-10とPhg-ON抵抗性対立遺伝子は一緒に遺伝し,g2303を使えば優れた効率でモニターすることができる。Co-10とPhg-ONとの密接な連鎖および先行知見は,Co-3遺伝子座やANT抵抗性の量的形質遺伝子座を持つ染色体Pv04の一端における耐病性遺伝子クラスターの存在と一致している。以上の結果は,マーカー支援選抜を用いたANTとALS抵抗性を持つインゲンマメ品種の育成を目的とした育種プログラムに非常に有用であろう。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
菌類による植物病害  ,  遺伝子の構造と化学  ,  豆類 

前のページに戻る