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J-GLOBAL ID:201302200161160249   整理番号:13A1259460

新たな環境に対応するばね III.ばね材料の最近の動向 3.冷間成形ばね鋼(線)

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 15-16  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: F0349A  ISSN: 0495-7644  CODEN: TOKSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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冷間成形ばね用鋼線として,ここでは,伸線型のピアノ線・硬鋼線と熱処理型のオイルテンパー線について,その特徴と最近の動向について紹介した。硬鋼線とピアノ線は材料の基本成分には同じであるが,母材である線材への要求品質の水準が異なる。ピアノ線材は,硬鋼線材と比較して,P,S,Cuなどの不純物が厳しく管理されておるほか,製品規格(引張強さ,捻回値,きず,脱炭,線径)についても硬鋼線に対して厳しく規定されている。用途としては硬鋼線は,比較的軽度な負荷で,繰り返し使用数の少ないばね(ベッド,椅子,スイッチなどのばね)に用いられ,一方,ピアノ線は高級ばねとして自動車用の弁ばね始め,各種機器,工作機械類の部品用などに用いられている。ピアノ線と硬鋼線の製造工程例を示した。オイルテンパー線は,弁ばね用オイルテンパー線とばね用オイルテンパー線に分類される。ピアノ線と比較すると,耐疲労性と耐へたり性で優れているため,特に要求品質の高い自動車エンジンの弁ばねやクラッチ,トランスミッション系のばねなどにもちいられる。オイルテンパー線の製造工程例とJISオイルテンパー線の種類と化学成分を示した。高級ばね鋼線は昨今の自動車部品の製造の海外シフトを背景に品質対応力はもちろんコスト競争力とグローバル対応力も重要となってきている。
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分類 (2件):
分類
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鉄鋼材料  ,  緩衝器,ばね 
引用文献 (3件):
  • 1) ばね用材用とその特性 ばね技術研究会編.
  • 2) 線材製品読本、改訂第4版.
  • 3) ばね 第4版 日本ばね学会編.
タイトルに関連する用語 (5件):
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