抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
さとうきびは鹿児島県西南諸島の基幹作物であり,農業産出額は平成23年で96億円と耕種部門の5位となっている。平成24年は台風被害などにより23年に続き過去最低の生産実績となった。種子島地域では,生育初期~分けつ期の3~5月の低温や4,6月の多雨により生育が遅れたこと,大島地域では伸長期の台風による潮風害や倒伏のために生育が遅れたことが原因である。収穫面積は9997ha(前年比97%),収穫量43万1874トン(同94%),10a当たり収量は4320kg(同72%)であった。種子島や奄美大島など各島の生産実績を解説する。ハーベスタによる収穫は401台が稼働し,収穫面積の85%(8529ha)で実施された。製糖工場は1島1製糖会社体制の6島6会社(7工場)が操業し,42万7844トン(前年より2万6351トン減)の原料を処理した。