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J-GLOBAL ID:201302200374553112   整理番号:13A0897192

分裂組織の維持に必要な新規遺伝子であるAPSR1は低いリン酸塩利用性によって負に調節される

APSR1, a novel gene required for meristem maintenance, is negatively regulated by low phosphate availability
著者 (8件):
資料名:
巻: 205-206  ページ: 2-12  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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適切な根成長は定着,探索,および土壌基質の利用のために欠かせない。根成長は多様な環境刺激に高い感受性を示し,中でも水および養分利用性は根の発生に大きな影響を及ぼす。リン(P)利用性は自然および農業環境の下での植物の成長および発生に影響する最も制約的な養分の1つである。長軸方向の根成長は根端から進み,細胞増殖,細胞伸長および細胞分化の共同活動を必要とする。ここで著者らは,根の分裂組織の維持に関わる新規遺伝子であるAPSR1(変更されたリン酸塩飢餓応答1)を報告する。機能欠失突然変異体であるapsr1-1は,一次根長と根頂分裂組織のサイズの減少,短い分化表皮細胞および長い根毛を示した。APSR1遺伝子の発現はリン酸飢餓に応答して低下し,apsr1-1はP制限条件下で育てられた場合に典型的な根端の未分化細胞の進行性減少を示さなかった。興味深いことに,APSR1発現パターンはオーキシン蓄積の根帯と重なる。さらに,apsr1-1はオーキシン輸送体PIN7の濃度の明らかな低下を示した。これらのデータは,恐らくPIN7の直接間接の修飾によるリン酸塩飢餓に応答した正しい根成長に必要な細胞過程の調整のためにAPSR1が必要なことを示唆する。著者らはまた,その核内配置と構造に基づいて,ASPR1は転写因子の新しいグループの一員である可能性を持つと提案する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  分子遺伝学一般 
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