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J-GLOBAL ID：201302200433707234   整理番号：12A1800895

光グラフト重合によって達成された非多孔質表面で優れた接着特性を有するUV硬化可能なジェットインク

UV-curable Jet Ink Having a Good Adhesive Property on Non-porous Surface Achieved by Photo-graft Polymerization

著者 (3件)： KOSEKI Ken’ichi (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  OTSUKA Kensuke (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  JEONG Kyoungmo (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology  (Journal of Photopolymer Science and Technology)
巻： 25  号： 6  ページ： 699-704  発行年： 2012年 
JST資料番号： L0202A  ISSN： 0914-9244  CODEN： JSTEEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在,インクジェット技術は必要な位置に必要な機能材料を配置できるので,広範囲な分野で普及している。環境に優しくすぐに乾燥できるUV可能なジェットインクが広幅フォーマット印刷機のような工業用印刷に使われている。様々な非多孔質表面を印刷することを期待される。しかし,全ての表面に優れた接着強さを有するインク配合を設計することは難しい。基本的に,インクは界面化学のパラメータを最適化することによって非多孔質な表面に接着することを可能にする。しかし,十分な接着強さはしばしば得ることができなかった。本研究では,強い接着強さがインクと非多孔質表面との間に存在することを予測して,水素引抜型光開始剤を含むラジカル重合型UV硬化可能なインクの接着特性を試験した。結果として,開裂型の光開始剤を使用するのに比べて,より少ないモノマの化学反応によってPETフィルムに強く接着することができた。強い接着強さが光誘導グラフト重合から生じることが明らかになる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光重合型樹脂 ,  *光重合 ,  *グラフト共重合 ,  *インクジェット印刷 ,  *印刷インク ,  ポリエチレンテレフタレート ,  プラスチックフィルム ,  光開始剤 ,  接着強さ ,  ラジカル重合 ,  *ポリアクリル酸エステル ,  芳香族ケトン

分類 (3件)： 共重合  (CG04030D) ,  インキ  (YJ02000N) ,  印刷  (ZA05040A)

物質索引 (6件)： アクリル酸イソボルニル ,  イルガキュア907 ,  ジアクリル酸1,6-ヘキサンジイル ,  トリアクリル酸ペンタエリスリトール ,  ベンゾフェノン ,  2,4-ジエチル-9H-チオキサンテン-9-オン

引用文献 (9件)：

• 1. Electronic Journal 2003 Sept. issue, (2003) p.48
• 2. KOA, Inc., JISSO RPOTEC 2008 NPI Presentation Proceeding, (2008) p.65
• 3. K. Koseki, Journal of Printing Science and Technology, 43, 152 (2006)
• 4. A. Tomotake, Journal of the Imaging Society of Japan, 49, 412 (2010)
• 5. K. Koseki, M. Uno, Y. Toyokawa and K. Suzuki, Journal of Printing Science and Technology, 43, 272 (2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光グラフト重合 ,  非多孔質 ,  UV硬化 ,  ジェットインク