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J-GLOBAL ID:201302200529086540   整理番号:13A0618941

オクタノール/水溶液中油溶性と水溶性BTPhen及びそれらのユウロピウム錯体:MDとPMFシミュレーションによって調べた界面交差

Oil-Soluble and Water-Soluble BTPhens and Their Europium Complexes in Octanol/Water Solutions: Interface Crossing Studied by MD and PMF Simulations
著者 (2件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 1110-1122  発行年: 2013年01月31日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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疎水性ビストリアジニル-フェナントロリン「BTPhen」配位子Lは三価ランタニドとアクチニドイオン,特にアクチニドイオンに対する著しい選択性でもって錯体生成する明白な特徴を示す。二成分オクタノール/水溶液中四置換X4BTPhen:L4+(X=+Et3NCH2-,L4+(X=+SO3Ph-)及びL0(X=CyMe4)とEuIIIとの錯体に関する分子動力学研究について報告した。平均力ポテンシャル(PMF)によって典型的溶質について界面交差時の自由エネルギー変化も計算した。配位子とそれらの錯体は期待した通り,「可溶化」基Xに依存して水相または油相のいずれかに分配した。更に,それらの多くは表面活性であることを見いだした。水溶性L4+とL4+配位子及びそれらの(L)Eu(NO3)3錯体はL4+よりもL4-と界面の水側で吸着した。油溶性配位子L0はendo-endo形で表面活性でないが,その最も極性endo-exo形と同様にそのプロトン化L0H+と錯体生成(L0)Eu(NO3)3状態で界面の油側で吸着した。更に,硝酸の有無でEuIII錯体のPMFを比較することは水相を酸性化することが配位子の電荷に依存して異なる効果を有することを示した。特に,酸は実験で観察したように(L0)Eu(NO3)2+錯体を経由したL0によるEuIII抽出を促進した。結局,結果はBTPhenと類似物質による三価ランタニドとアクチニドカチオンの液液抽出に関する界面吸着の重要性を指摘した。
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分類 (2件):
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第3族元素の錯体  ,  抽出 
物質索引 (3件):
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