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J-GLOBAL ID：201302200549600836   整理番号：13A1282371

杭の載荷試験とその活用-海外動向を含めて-杭の急速・衝撃載荷試験の動向

著者 (1件)： 西村真二 (地盤試験所)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 41  号： 8  ページ： 014-017  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 動的載荷試験と呼ばれている杭の急速載荷試験と衝撃載荷試験を比較し,その相違と特徴,および課題を述べた。載荷時間が短い衝撃載荷は杭体に生ずる波動現象の影響が存在し,比較的長い急速載荷と衝撃載荷はともに速度・加速度に依存する抵抗を無視できない。動的載荷試験から静的載荷相当の結果を得るには,解析により動的効果の影響を分離する必要がある。そして,透水性の低い粘土地盤では,杭の先端に大きな過剰間隙水圧が発生するため,押込み試験よりも先端抵抗力を過大に評価する可能性があることを述べた。

シソーラス用語： *載荷試験 ,  衝撃試験 ,  *杭 ,  応力波 ,  応力分布 ,  軸力 ,  加速度 ,  過剰間隙水圧 ,  地盤 ,  粘土 ,  貫入抵抗
準シソーラス用語： 急速載荷試験 ,  軸力分布 ,  衝撃載荷試験 ,  静的載荷試験 ,  先端抵抗 ,  *動的載荷試験 ,  粘土地盤

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (16件)：

• 1) Goble, G.G., Rausche, F., Moses, F.: Dynamic studies on thebearing capacity of piles, Division of solid mechanics structuresand mechanical design school of engineering case westernreserve university, 1970.
• 2) 地盤工学会PileDriving国内委員会:杭の打ち込み性および波動理論の杭への応用に関するシンポジウム発表論文集,1989.
• 3) 縦山好幸,安達靖夫,本間政幸,片山猛,西海健二:東京湾横断道路大径鋼管杭の波動理論による打ち込み性の検討,土木学会年次学術講演会講演概要集,1991.
• 4) 沖健,丸山隆英,小林克美,高橋邦夫,龍田昌毅:東京国際空港立体駐車場(南棟)杭の打撃試験報告,第27回地盤工学研究発表会講演集,1992.
• 5) Bermingham, P. Janes, M. : An innovative approach to load testing of high capacity piles, Proc. ofthe Int. cod. on piling and deep foundations, 1989.

タイトルに関連する用語 (4件)： 活用 ,  動向 ,  杭 ,  衝撃載荷試験