抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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石川県では数少ない内水面漁場の一つである柴山潟の生息魚類相を2011年5月26日,7月21日,9月27日,11月25日に小型定置網(ふくろ網)を用いて調査した。全体の採捕魚種は21種であった。前年採捕されたシラウオ,オイカワ,ナマズ,久留米サヨリ,ボラ類,ウキゴリ,マハゼの7種が採捕されず,ウナギ,ヤマメ,ビワヒガイ,カマツカ,タイリクバラタナゴ,オオクチバスの6種が新たに採捕された。採捕尾数はブルーギル,モツゴ,スズキ,ニゴイ,スゴモロコ類,ワカサギ,シンジコハゼの順に多かった。地点別,月別の採捕状況について概説した。全調査日を通して採捕されたのはワカサギ,モツゴ,ニゴイ,ギンブナ,スズキであった。季節的な変動を見ると,5月はスゴモロコ類,7月はブルーギルとモツゴ,9月はスズキとワカサギ,11月はニゴイとワカサギが多く採捕された。