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J-GLOBAL ID：201302200579779822   整理番号：13A0683501

草木系バイオマスの資源化技術・資源化システムの評価

著者 (2件)： 井上研一郎 (土木研 つくば中研) ,  内田勉 (土木研 つくば中研)
資料名： 土木技術資料  (月刊土木技術資料)
巻： 55  号： 4  ページ： 50-51  発行年： 2013年04月01日 
JST資料番号： G0921A  ISSN： 0386-5886  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 公共緑地で行われる除草や剪定で回収されるバイオマスを資源として位置付け,恒久的に利用するため4方式の資源化技術・システムの評価を行った。草木廃材の堆肥化,メタン発酵,チップ化,下水汚泥との混合による嫌気性消化,の4方式につきライフサイクルCO2原単位とその制御因子を整備し適合性評価を実施した。各方式を適用した場合に必要となる用地面積,建設コスト,人員,運営コスト,エネルギー消費量,発生CO2量を算出し相対評価した。その結果,刈草処理では6基準全てで嫌気性消化が相対的に優れるが,剪定枝処理では爆破による前処理が必要なため不利となる結果が得られた。

シソーラス用語： *緑地 ,  *バイオマス ,  *テクノロジーアセスメント ,  堆肥化 ,  メタン発酵 ,  チップ化 ,  嫌気性処理 ,  原価計算 ,  排出量 ,  栽培管理 ,  剪定 ,  二酸化炭素排出量 ,  下水汚泥
準シソーラス用語： 下水スラッジ ,  *資源化 ,  除草

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (3件)：

• 1) 独立行政法人土木研究所:公共事業由来バイオマスの資源化・利用技術に関する研究、平成20年度下水道関係調査研究年次報告書集、土木研究所資料4157号、pp.38~46、2009
• 2) たとえば、松藤敏彦:都市ごみ処理システムの分析・計画・評価−マテリアルフロー・LCA評価プログラム、技報堂出版、2005
• 3) 独立行政法人土木研究所:LCAからみた公共緑地等バイオマスの資源利用システムに関する研究、平成22年度下水道関係調査研究年次報告書集、土木研究所資料4212号、pp.121~124、2011

タイトルに関連する用語 (4件)： 草木 ,  バイオマス ,  資源化 ,  評価