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J-GLOBAL ID:201302200645651999   整理番号:13A0954704

イミノホスフィンへのボランの付加:新規な嵩高いハイドロボレーション試薬の合成と反応性

Addition of boranes to iminophosphines: Synthesis and reactivity of a new bulky hydroboration reagent
著者 (5件):
資料名:
巻: 731  ページ: 1-9  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: B0412C  ISSN: 0022-328X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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立体的に多様なイミノホスフィンを,2-Ph2PC(O)Hと4-H2NC6H4OMe(L1)および2,6-H2NC6H4(i-Pr)2(L2)を加えて合成し,そのイミン結合(C=N)を還元するためにボランを付加させる反応について調べた。ジメチルスルフィドボランと小さい方のイミンであるL1との反応では,まず初めにリン原子へ,次いでイミンの窒素原子に配位した付加物が得られた。過剰のジメチルスルフィドボランを反応させると,ついにはイミンの還元が起こり,種々のアミノホスフィンへと至る活性なH2BNRR′ユニットが生成した。アミノボランを生成する反応を抑えるために立体障害のあるイミンであるL2を用いた。新規なボランである(7)を用いたハイドロボレーションでは,1-オクテンおよびビニルアレーンとの反応においてよい選択性を示した。イミノホスフィンとアルキルまたはジアルキルボランとの反応においても付加物が得られたが,イミンの還元はより困難であった。ジアルコキシボランであるカテコールボランやピナコールボランの付加は立体障害の小さいイミンに対してはすんなり進むが,立体障害の大きいイミンの還元に対しては,苛酷な反応条件(金属触媒,マイクロ波反応器,高温,高圧)が必要であり,その結果多様な生成物分布となった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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付加反応,脱離反応  ,  有機ほう素化合物 
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