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J-GLOBAL ID:201302200647188862   整理番号:13A0623751

発話の調音に関わるヒト感覚運動皮質の機能的構成

Functional organization of human sensorimotor cortex for speech articulation
著者 (4件):
資料名:
巻: 495  号: 7441  ページ: 327-332  発行年: 2013年03月21日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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発話は,ヒトの行う活動の中で最も複雑なものの1つだが,ほとんどのヒトは努力せずにこれを習得する。発話を滞りなく実行するには,ごく短い時間内に複数の調音器官(唇・顎・舌・咽頭など)を正確に協調して運動させる必要がある。今回我々は,ヒトの発話関連感覚運動皮質の構成を明らかにする目的で,高分解能の多点電極記録法を用いて,子音と母音からなる音節を発音する際の皮質活動を調べた。その結果,発話に関連する調音器官の脳内表現は,腹側の中心前回および中心後回領域に体部位対応的に並んでいることや,個々の電極の位置で部分的に重複していることがわかった。これらの脳内表現は,音節を発音する際の音の順序に従って時間的に協調していた。皮質活動の空間パターンは,創発的な集団レベルの表現を示しており,これは音声素性(phonetic feature)によって構成されていた。これらの空間パターンは,数十ミリ秒の間に,さまざまな子音や母音に対応する形で異なる脳内表現の間を遷移した。これらの結果は,複数の調音器官の運動が生じる際の発話関連感覚運動皮質の動的構成を明らかにしており,それがヒトの発話能力の基盤となっている。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (1件):
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中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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