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J-GLOBAL ID:201302200675910859   整理番号:13A1008092

模擬太陽光下チモロール光分解の動力学,生成物及び反応機構

Photodegradation kinetics, products and mechanism of timolol under simulated sunlight
著者 (6件):
資料名:
巻: 252-253  ページ: 220-226  発行年: 2013年05月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フルボ酸(FA)溶液中β-ブロッカ・チモロールの模擬太陽光下での光分解について調査した。三重項励FA(3FA*)及び一重項酸素(1O2)が,曝気FA溶液中チモロールの分解に関与する主要反応種であった。溶存酸素(DO)と-ヨウ化物イオンは共に3FA*の効果的なクエンチャである。DOを除去すると,光分解は劇的に加速した。I-の存在は,酸素除去後のFA溶液中チモロールの光分解を阻害したが,反応におけるI-の機能は,曝気溶液中の濃度依存性を示した。塩化物(Cl-)及び臭化物(Br-)など他のハロゲン化物が溶液中のチモロールの光分解に与えた影響は,曝気状態でも脱酸素状態でも小さかった。LC-DAD/ESI-MS/MS分析によって,曝気状態-及び脱酸素状態FA溶液中チモロールの光生成物を同定した。3FA*とアミン部の間に電子移動相互作用が生じ,側鎖C-O結合の開裂及び六員環の酸化をもたらすのである。以上の知見は,光増感分解が,天然水中のチモロール除去の重要な反応経路である事を示唆している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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