抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アメリカとEU27か国の輸入統計を使用して,日本とタイが先進国に向けてどのような自動車部品を輸出し,その競合・すみ分け構造がどのようになっているかを分析することで,日本とタイにおける先進国向け自動車部品間分業の状況をとらえた。その結果,アメリカ自動車部品輸入市場において,日本の現象とタイの増加が示されており,タイと日本のすみ分け・補完体制が進みつつあると考えられるが,EU27か国については日本優位の状況が続いている。タイの自動車部品産業を考える際には,国内から,ASEAN域内に展開し,アジア地域での展開を念頭にとらえてきたが,今後は世界の自動車部品産業におけるグローバルプレイヤーとしてのタイの役割が重要になった。