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J-GLOBAL ID:201302200716983629   整理番号:13A0736485

合成プロゲスチンのレボノルゲストレルはイトヨ(Gasterosteus aculeatus)中の強力なアンドロゲンである

The Synthetic Progestin Levonorgestrel Is a Potent Androgen in the Three-Spined Stickleback (Gasterosteus aculeatus)
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 2043-2051  発行年: 2013年02月19日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プロゲスチンの使用は水生環境の汚染をもたらし,いくつかのプロゲスチンは実験的研究において,低濃度(ng L-1レベル)で魚や両生類での生殖機能を損なうことが示されているが,それらの生殖毒性のメカニズムは不明な点が多い。本研究では,広く使用されており,環境中に検出され,強い生物濃縮性があり,生殖毒であるレボノルゲストレル(LNG)の魚類に対する影響を検討するため,雌の成魚トゲウオへの暴露試験を自実施した。LNGのような一部のプロゲスチンは,アンドロゲン受容体(AR)を活性化することにより,哺乳類においてアンドロゲン効果を発揮する。また雄のイトヨの腎臓は,巣を作るのに使用されるにかわ様の糖タンパク質であるspigginを生産するがその生産はアンドロゲンによって直接支配されている。Spigginは雌では通常存在しないが,ARアゴニストの誘導により雌の腎臓で生産はすることができるため,魚におけるアンドロゲンのバイオマーカーとして最も良く知られている。LNGを使用し,5.5,40,358ng L-1の濃度で21日間,雌の成魚トゲウオを暴露した結果,spiggin転写,腎臓肥大,抑制肝臓ビテロジェニン転写の誘導を含むアンドロゲン作用は,40ng L-1以上のLNG濃度で見出された。本研究では,初めてin vivoでの定量的なデータによりLNGは魚に対する強力なアンドロゲンであることが示され,特定のプロゲスチンのアンドロゲン作用が魚の生殖毒性に寄与するという主張を裏付けた。
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  性ホルモン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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