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J-GLOBAL ID：201302200737061110   整理番号：13A0153060

エタノール中のインドシアニングリーンの光反応における多光子プロセス

Multiphoton processes in photoreactions of indocyanine green in ethanol

著者 (3件)： FUYUKI Masanori (Organization of Advanced Sci. and Technol., Kobe Univ., 1-1 Rokkodai, Nada, Kobe 657-8501, JPN) ,  FURUTA Koichi (Molecular Photoscience Res. Center, Kobe Univ., Kobe 657-8501, JPN) ,  WADA Akihide (Molecular Photoscience Res. Center, Kobe Univ., Kobe 657-8501, JPN)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 252  ページ： 152-158  発行年： 2013年01月15日 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シアニン染料の多光子プロセスを含む新しい光反応経路を超高速過渡スペクトルを用いて明らかにした。近赤外照射によるS₁状態への一電子共鳴を経由して進行する従来の反応経路とは異なり,新しい反応経路は近赤外による高い励起状態への多光子励起を経て進行し,電子励起の光学次数は光反応生成物のタイプに依ることがわかった。即ち,シス異性体では4電子プロセス,光分解では3電子プロセスであった。飽和炭化水素を有するロイコ形が光分解によって形成すると推測された。シス異性体生成の紫外ポンプフルエンス依存性は近赤外ポンプフルエンスと同様であった。近赤外ポンプフルエンスを変えることでシス異性体が分解する比率を制御することができた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *シアニン染料 ,  *脂肪族アルコール ,  過程 ,  過渡吸収スペクトル ,  *多光子励起 ,  *光異性化 ,  赤外線照射 ,  反応経路 ,  反応次数 ,  光分解 ,  スルホン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  共役ジエン ,  第四アンモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  近赤外線照射 ,  *多光子過程
準シソーラス用語： *多光子プロセス

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  ピロールの縮合誘導体  (CF07077C)

物質索引 (2件)： インドシアニングリーン ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： エタノール ,  インドシアニングリーン ,  光反応 ,  多光子プロセス