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J-GLOBAL ID：201302200771879032   整理番号：13A0638944

環境面で改善されたアスファルトのリサイクルのための機会:スウェーデンの例

Opportunities for environmentally improved asphalt recycling: the example of Sweden

著者 (3件)： MILIUTENKO Sofiia (KTH Royal Inst. of Technol., Div. of Environmental Strategies Res., Drottning Kristinas vaeg 30, SE 100 44 Stockholm ...) ,  BJOERKLUND Anna (KTH Royal Inst. of Technol., Div. of Environmental Strategies Res., Drottning Kristinas vaeg 30, SE 100 44 Stockholm ...) ,  CARLSSON Annica (KTH Royal Inst. of Technol., Div. of Environmental Strategies Res., Drottning Kristinas vaeg 30, SE 100 44 Stockholm ...)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 43  ページ： 156-165  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スウェーデンでは国道のアスファルト廃棄物は,天然資源を保護し,埋め立ての負担を軽減するために通常リサイクルされる。しかし,スウェーデンの自治体や民間の所有者によって使用されているアスファルトリサイクルの方法については,知識のギャップがあるように見える。ライフサイクル環境の観点から,最適手法に関する知識の欠如もある。本研究では,スウェーデンのアスファルトリサイクルについて,ライフサイクル環境性能が向上する可能性のある方法の評価と識別を行った。スウェーデンのアスファルトリサイクルの現状に関するデータおよび情報は,文献のレビューとインタビューを通じて収集した。アスファルトリサイクルの実践は道路の所有者の3つのグループ,すなわち国家やスウェーデンの交通局(STA),自治体や業界,で違いが見出された。全環境負荷に対して大きな割合を占めるアスファルトリサイクルと,再利用内のプロセス(ホットスポット)を識別するため,ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を使用した。そして,スウェーデンにおいてアスファルトリサイクルと再利用に使用される主な技術である,工場内でのホットリサイクル,現場でのホットリサイクル,粒状材としての再利用などについて,そのライフサイクル環境性能を比較した。その結果は,現場でのホットリサイクルは,工場内でのホットリサイクルより地球温暖化係数(GWP)と累積エネルギー需要(CED)を削減することを示した。アスファルトの再利用においては,GWPは変化無く,CEDは僅かに小さくなった。アスファルトの再利用法としてはアスファルトリサイクルが,環境的に望ましいと結論された。しかし,アスファルトの各リサイクル方法には異なる利点が有るので,含まれているプロセスの環境性能を向上させる可能性がある。これらの可能性を,物流,技術および組織面に再分割した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アスファルト ,  舗装材料 ,  資源再生 ,  *リサイクル ,  環境影響 ,  環境アセスメント ,  *ライフサイクルアセスメント ,  地球温暖化 ,  エネルギー需要 ,  温室効果ガス ,  スウェーデン王国
準シソーラス用語： 地球温暖化係数

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  有機質材料  (RA06030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境 ,  アスファルト ,  リサイクル ,  機会 ,  スウェーデン