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J-GLOBAL ID：201302200952592169   整理番号：13A1151414

アズキ(Vigna angularis)由来のシアニジン-カテキン色素の単離および特徴化

Isolation and characterization of a cyanidin-catechin pigment from adzuki bean (Vigna angularis)

著者 (3件)： TAKAHAMA Umeo (Dep. of Bioscience, Kyushu Dental Univ., Kitakyushu 803-8580, JPN) ,  YAMAUCHI Ryo (Dep. of Applied Life Sci., Fac. of Applied Biological Sciences, Gifu Univ., Gifu 501-1193, JPN) ,  HIROTA Sachiko (Dep. of Nutrition, Kyushu Women’s Univ., Kitakyushu 807-8586, JPN)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 141  号： 1  ページ： 282-288  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アズキは東アジアでは多くの種類の食品の食材に使用されており,種皮には水溶性のアントシアニン,カテキンおよびフラボノール類が含有している。本研究では,酢酸エチル可溶性紫色色素をアズキ豆から単離した。浸漬アズキ豆の色素を1%HCl含有メタノールで抽出した。酢酸エチル可溶性紫色色素はメタノール可溶性成分から得られた。紫色素1および2を酢酸エチル可溶性色素からセファデックスLH-20カラムクロマトおよび分離用逆相HPLCにて精製した。NMRおよびMSにより色素1がシアニジンおよび(+)-カテキンの縮合生成物であることが分かり,その中で,シアニジン部分の5-ヒドロキシおよびC-4位置が各々,(+)-カテキン部分の5-ヒドロキシおよびC-6位置の添加により置換されていた。色素2は色素1の異性体であった。色素1および2がアズキ豆を使用して調製する食品の紫赤色に貢献していることを暗示していた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アズキ ,  *植物色素 ,  Sephadex ,  アントシアニン ,  逆相HPLC ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  ピリリウム
準シソーラス用語： *Vigna angularis ,  セファデックスLH-20

分類 (2件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (2件)： カテキン ,  シアニジン

タイトルに関連する用語 (6件)： アズキ ,  Vigna ,  シアニジン ,  カテキン ,  色素 ,  単離