抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昨今,内部統制やセキュリティ問題に対応するため,情報セキュリティ対策がますます重要になってきている。情報セキュリティ対策のためにはセキュリティログを十分に監視し活用することが必須であるが,セキュリティ問題発生時の即応性(課題1))や,セキュリティ問題の事前予測と対策(課題2))という複合的なデータの運用が必要であり,セキュリティログを十分に活かしきれていないという問題があった。これに対して,三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)(MDIT)ではデータ分析フレームワーク“AnalyticMart”を発表し,これらデータ活用の課題への対応を図っている。“AnalyticMart”では,課題1)の“セキュリティ問題発生の早期検知とその発生箇所の特定”のために,ログデータベース“LDB”への多様なセキュリティログの蓄積と不正アクセス検知テンプレートによる自動的なセキュリティログの監視機能を提供している。また,課題2)の“セキュリティ問題の事前予測とその対策の実施効果確認”のためには,情報分析ツール“DIAOLAP”による高度な非定型分析と,分析・表示ツール“AQLViewer”による簡易な操作による定型分析と見える化の機能を提供している。特にAQLViewerはノートパソコンよりも携帯性の高いタブレット端末に対応することで,多種多様な情報セキュリティ対策の現場での活用を実現している。(著者抄録)