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J-GLOBAL ID：201302201691997375   整理番号：13A0349572

小規模移動放牧の省力化,汎用化のための技術開発 4 本州地域における周年放牧に向けた冬季放牧草地造成利用技術の開発

著者 (8件)： 山本嘉人 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  手島茂樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  的場和弘 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  池田哲也 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  北川美弥 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  平野清 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  中野美和 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  栂村恭子 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 488  ページ： 99-105  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)中標高地域(栃木県那須塩原市)飼料作夏作後に,ライムギとイタリアンライグラス(IR)の草地を造成し,冬季放牧下での備蓄量,利用率,栄養価等を明らかにした。単播草地における2品種比較から,IRでは他品種を含めた検討の余地はあるものの「シワスアオバ」よりも「ウヅキアオバ」の利用率が,ライムギでは「春香」よりも「春一番」の備蓄量と利用率が高く,両品種が有望とされた。さらに,備蓄量や栄養価からIRとライムギの混播することで,備蓄量が安定し高栄養な牧草を冬季放牧牛に提供できる可能性が明らかとなった。(イ)高標高地域(長野県北佐久郡御代田町)長大型飼料作物を,本州高標高地域で冬季放牧に利用するため,ソルゴー型ソルガム3品種の冬季放牧利用時の生産量,飼料成分ならびに牧養力について明らかにした。3品種間の差は小さく,25cm程度の積雪でも,安定的に放牧できることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *放牧 ,  省力化 ,  *牧草地 ,  *飼育管理 ,  *飼料作物 ,  ライムギ ,  イタリアンライグラス ,  栄養価 ,  混播 ,  牧草 ,  成分
準シソーラス用語： 飼料成分 ,  *周年放牧 ,  *小規模移動放牧

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  飼養管理  (FD01040N) ,  飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (4件)：

• 1) 進藤和政・小川恭男・小山信明(1994).イタリアンライグラス放牧草地の乾物生産特性.日草誌.40(別):261-262.
• 2) 進藤和政・小川恭男・小山信明(1994).九州低暖地における暖地型及び寒地型牧草地の組合わせ放牧利用3.バピアグラス草地とイタリアンライグラス草地の組合わせ利凧による肉用肥育素牛の放牧育成・草生産量について.日草誌.40(別):293-294.
• 3) 進藤和政・小山信明・小川恭男(1996).放牧及び採草利用条件下においるイタリアンライグラスの乾物生産特性.日草誌.42(別):362-363.
• 4) 山本嘉人・北川美弥・西田智子(2006).周年放牧に向けた冬季放牧草地の造成管理利用技術の開発1.冬季放牧草地の草種選定.日草誌.52(別2):214-215.

タイトルに関連する用語 (10件)： 小規模移動放牧 ,  省力化 ,  汎用 ,  開発 ,  本州 ,  地域 ,  周年放牧 ,  冬季 ,  放牧草地 ,  造成