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J-GLOBAL ID：201302201706339744   整理番号：13A0839615

表面粗さ-その2 ちょっとレアな表面性状パラメータの活用方法-

著者 (1件)： 吉田一朗 (小坂研)
資料名： 精密工学会誌  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering)
巻： 79  号： 5  ページ： 405-409  発行年： 2013年05月05日 
JST資料番号： F0268C  ISSN： 0912-0289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,主として特定業界で利用されている表面性状パラメータに焦点を当て,負荷曲線に関連する表面性状パラメータおよびモチーフパラメータについて解説した。主な内容項目を次に示した。1)はじめに:これらのパラメータの適用分野(表面の凹凸の摩耗量,接触変形量の把握,高い摺動性能をもつ表面の創製支援,粗い部分と滑らかな部分が混在する表面の分離評価),2)負荷曲線パラメータ:負荷曲線に関連するパラメータと対応JIS規格,負荷曲線とは(高さ方法に対する表面凹凸の実体部分と空隙部分の比を表現する曲線で,特に実体部分の比率を示す曲線),輪郭曲線と線形の負荷曲線(表面の凹凸と負荷曲線の関係),模式的に示した輪郭曲線と負荷曲線の関係,輪郭曲線の負荷曲線パラメータの定義,三層構造表面モデルによる負荷曲線パラメータの定義,二層構造表面モデルによる負荷曲線パラメータの定義,2.1)輪郭曲線の負荷曲線パラメータ,2.2)三層構造表面モデルによる負荷曲線パラメータ(三層構造表面とその負荷曲線およびパラメータ),2.3)二層構造表面モデルによる負荷曲線パラメータ(二層構造表面とその負荷曲線およびパラメータ),3)モチーフパラメータ:モチーフパラメータの定義(粗さモチーフとうねりモチーフパラメータ),輪郭曲線と粗さモチーフ,うねりモチーフ(モチーフの結合処理と物理的意味,粗さモチーフのセグメント)など。

シソーラス用語： *表面粗さ ,  *パラメータ ,  *粗面 ,  摩耗 ,  負荷曲線 ,  輪郭 ,  多層膜 ,  多層 ,  摩擦 ,  形態 ,  *トライボロジー
準シソーラス用語： うねり【表面】 ,  二層構造 ,  *活用法 ,  三層構造 ,  *摺動特性 ,  表面形状 ,  摩擦特性 ,  摩耗量

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (7件)：

• 1) 吉田一朗:はじめての精密工学—その測定方法と規格に関して—,精密工学会誌,78, 4 (2012) 301-304.
• 2) JIS B 0601 : 2001製品の幾何特性仕様 (GPS) —表面性状:輪郭曲線方式—用語,定義及び表面性状パラメータ (ISO 4287 : 1997),財団法人日本規格協会.
• 3) JIS B 0671-1, 2, 3 : 2002製品の幾何特性仕様—表面性状:輪郭曲線方式—プラトー構造表面の評価—第1,2,3部 (ISO 13565-1, 2, 3 : 1996, 1998),財団法人日本規格協会.
• 4) JIS B 0631 : 2000製品の幾何特性仕様—表面性状:輪郭曲線方式—モチーフパラメータ (ISO 12085 : 1996),財団法人日本規格協会.
• 5) 吉田一朗,塚田忠夫,新井陽介:二層構造表面性状の評価 (第1報,負荷曲線の双曲線近似),設計工学会誌,44, 11 (2009) 624-629.

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面粗さ ,  レア ,  表面性状 ,  パラメータ ,  活用