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J-GLOBAL ID：201302201719821715   整理番号：13A1898657

加速器駆動システム(ADS)のJENDL-4.0による感度と不確実性解析

Sensitivity and uncertainty analysis for an accelerator-driven system with JENDL-4.0

著者 (4件)： IWAMOTO Hiroki (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  NISHIHARA Kenji (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  SUGAWARA Takanori (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  TSUJIMOTO Kazufumi (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Nuclear Science and Technology  (Journal of Nuclear Science and Technology)
巻： 50  号： 7-8  ページ： 856-862  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： W2314A  ISSN： 0022-3131  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,JAEAが提案したADSについて,JENDL-4.0による感度と不確実性解析を行った。現在の計算はJENDL-4.0とJENDL-3.3の間で原子炉物理パラメータで大きな差異を含む。これらの差異は主に²⁰⁶Pbと²⁰⁷Pbの非弾性散乱断面積,²⁴¹Amの捕獲と非弾性散乱断面積,ν値の差異のためであることを,計算した感度係数を使った解析は示した。不確実性解析から,MA分裂中性子スペクトルの大きな共分散は,特に高エネルギーで,ADSの臨界性,ボイド反応度,ドップラー反応度に相当の影響があり,また,これらの大きな共分散は実験的不確実性に帰することが出来ることが分かった。分裂中性子スペクトルの共分散を減らすために,高度に精密な実験が必要である。JENDL-4.0はADSの中性子計算で重要な特殊な共分散データを欠いていることは注意すべきである(例えば,Pb同位体,Zr同位体)。Pb同位体の非弾性断面積の共分散はLBE(鉛ビスマス共晶混合物)ボイド反応度に影響する。それらはこの反応度に対して非常に大きな感度を持つからである。

シソーラス用語： *加速器 ,  *核データライブラリー ,  *不確実性 ,  *中性子スペクトル ,  *共分散 ,  *断面積 ,  原子炉物理 ,  鉛同位体 ,  アメリシウム同位体
準シソーラス用語： *加速器駆動システム ,  JENDL-3.3 ,  *不確実性解析 ,  JENDL-4.0 ,  非弾性散乱断面積 ,  捕獲断面積 ,  鉛206 ,  鉛207 ,  アメリシウム241

分類 (1件)： 原子炉工学におけるその他の基礎的事項  (MD02050M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 加速器駆動システム ,  ADS ,  感度 ,  不確実性解析