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J-GLOBAL ID:201302201833458434   整理番号:13A0149377

下水処理工程及び汚泥嫌気消化工程における特定医薬品及び内分泌かく乱化学物質の運命

Fate of selected pharmaceuticals and synthetic endocrine disrupting compounds during wastewater treatment and sludge anaerobic digestion
著者 (5件):
資料名:
巻: 244-245  ページ: 259-267  発行年: 2013年01月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ギリシャの下水処理場2箇所の下水及び汚泥試料中の,以下の諸物質を含む新たな汚染物質9種の濃度を定量した。即ち,薬理活性化合物(PhACs)(イブプロフェン,IBF;ナプロキセン,NPX;ジクロフェナク,DCF;ケトプロフェン,KFN)及び内分泌かく乱化学物質(トリクロサン,TCS;ビスフェノール,BPA;ノニルフェノール,NP;ノニルフェノールモノエトキシラート,NP1EO;ノニルフェノールジエトキシラート,NP2EO)。原水及び処理水中の平均濃度は,夫々0.39(KFN)~12.52μgL<sup>-1</sup>(NP)及び<LOD(IBF)~0.80μgL<sup>-1</sup>(DCF)であった。流入下水中のノニルフェノール類(NPs)及びTCSの相当部分が粒子相と結合していたが,PhACs及びBPAは主として水相中で検出された。下水処理工程における目標物質の除去率は,39%(DCF)~100% (IBF)であった。DCF及びBPAを除き,類似の除去率が両WWTPsで認められたが,処理場規模の影響や運転条件の影響は認められなかった。物質収支検討の結果,NPs及びTCSの場合は,汚泥への蓄積が除去機構の主体をなしていたが,他の化合物の場合は,生物分解/生物学的変換が主機構となっていた。原水及び消化汚泥を試料採取したところ,IBFとNPXは嫌気消化工程で著しく(>80%)除去されるが,EDCsの除去率は低く,NP1EOの場合は,最大55%に止まる事が分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  スラッジ処理・処分 

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