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J-GLOBAL ID:201302201847286563   整理番号:13A1473475

スーパーGenIIイメージインテンシファイアでのマルチアルカリ光電陰極の電子脱離機構の研究

Study on Electron Escaping Mechanism of Multi-alkali Photocathode in the Super Gen. II Image Intensifier
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号: 12  ページ: 729-733  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2520A  ISSN: 1001-8891  CODEN: HOJIEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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スーパーGenIIイメージインテンシファイアでのマルチアルカリ陰極の分光反射率と透過率を測定し,エネルギー保存則を計算することで,スペクトル吸収を得た。波長が850nmより大きい場合にはマルチアルカリ陰極の吸収が急速に低下し,波長が915nmより大きい場合には吸収がゆっくり低下し,5%未満となった。マルチアルカリ陰極のスペクトル吸収では,915nmの長波長吸収限界があった。入射光の波長が吸収限界より大きい場合,光はマルチアルカリ陰極で吸収されない。光吸収の後,マルチアルカリ陰極で電子遷移プロセスが起こり,遷移電子エネルギーが入射光子エネルギーより少なくなった。すなわち,「エネルギー損失」があった。光子エネルギーが高くなると,遷移電子エネルギー準位が高くなり,エネルギー損失が大きくなった。スーパーGenIIイメージインテンシファイアのNa_2KSb陰極膜において,セシウムで活性化した後,蛍光ピーク波長は青方偏移した。すなわち,「ブルーシフト」の現象が起こった。セシウムの表面活性化のために,Na_2KSb陰極膜での遷移電子エネルギー準位が促進された。Na_2KSb陰極がCsだけで活性化される場合や,CsとSbで同時に活性化される場合,長波長閾値が実質的に同一になった。しかし,スペクトル応答は同じでなかった。この理由は,Na_2KSb層での「体積効果」が存在するためであった。Na_2KSb層には長波長吸収限界があり,1.35eVの光子エネルギーに対応した。仕事関数が1.35eVより低い場合,スペクトル応答の長波長閾値は長波長に移動しないが,スペクトル応答が増大した。この現象を利用して,長波長吸収限界でのスペクトル応答で長波長閾値を決定できた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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光電変換管  ,  光電子放出 

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