文献

J-GLOBAL ID：201302201899898931   整理番号：13A1819894

緊密棒束中の超臨界水流の熱伝達に及ぼす格子スペーサの効果の数値的研究

Numerical investigation of grid spacer effect on heat transfer of supercritical water flows in a tight rod bundle

著者 (3件)： ZHU Xiaojing ,  MOROOKA Shinichi ,  OKA Yoshiaki
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 76  ページ： 245-257  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緊密六角棒束の内部サブチャネル内での超臨界水流の局所熱伝達性能に及ぼす格子スペーサの影響について市販CFDコードSTAR CCM+6.04を用いて計算研究を行った。乱流モデルとして全てy⁺壁処理した2層を含むWolfsteinによる標準的k-εモデルを用いた。主目的を標準的格子スペーサと分割翼付き格子スペーサによる特殊熱流体力学特性として研究した。熱伝達性能の周辺不均一性と対応する機構,およびステンレス鋼被覆内での熱伝導の影響を詳細に解析した。格子帯内の局所熱伝達は流れ面積の減少により著しく増強された。標準的格子スペーサの下流域で周辺温度差の増大と狭い間隙付近の熱伝達の減少が悪化した流れ閉塞効果からもたらされた。分割翼付き格子スペーサの下流域では熱伝達性能の周辺分布が大きく変化し局所熱伝達は格子スペーサの直下流で増強された,しかし大きな周辺温度差と熱伝達領域の現象が渦巻き流によりもたらされ,渦巻き流が局所熱伝達に逆の効果をもつことを示す。分割翼付き格子スペーサ下流の熱伝達性能の改善はより高いReynolds数の事例でより著しかった。周辺皮膜温度分布は一様で分割翼によりもたらされる熱伝達の増強は熱伝導を考慮したときより著しくなった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 角棒 ,  *六角形 ,  チャネル ,  *超臨界流体 ,  *水流 ,  *熱伝達 ,  ネットワーク構造 ,  *スペーサ ,  翼 ,  ステンレス鋼 ,  クラッド鋼 ,  計算機シミュレーション ,  熱伝導 ,  流れ構造 ,  温度分布 ,  表面温度 ,  渦流
準シソーラス用語： 計算機流体力学 ,  分割翼

分類 (2件)： 装置内の伝熱  (XD01030U) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 棒 ,  束 ,  超臨界水 ,  熱伝達 ,  格子 ,  スペーサ ,  数値 ,  研究