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J-GLOBAL ID:201302202082636486   整理番号:13A1390712

日本の事例研究からのA/R CDM促進におけるCSRの意義 企業の森林関連活動および排出権取引に焦点を当て

The significance of CSR in A/R CDM promotion from the case study of Japan: a focus on corporate forest-related activities and emission trading
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 293-304  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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今日,産業分野にかかわりなく全企業が,商業活動の必要条件として環境問題に対する取り組みを受け入れ始めている。そのような条件下で,CSR(企業の社会的責任)概念が注目を得ている。CSR概念は個々の国や地域,時間で異なる。ここでは,日本におけるCSRをターゲットとする。企業の森林関連活動,排出権取引およびアンケートで得られた結果に基づき,A/R CDM(造林/再造林クリーン開発メカニズム)とCSRとの関係を解析し論議する。A/R CDMは発展途上国における造林および再造林により温室効果ガスを取り除くための京都議定書に基づく施策である。調査結果は:1)企業の約60%がCSRはビジネスの機会であり,CSRの非実行はビジネスリスクと回答している,2)企業の60~70%は産業にかかわりなく何らかの方法で森林関連活動に関わっている,3)ある割合の企業は排出権を購入し,カーボンオフセットに高い関心をもっている,4)A/R CDMに関し,企業は高い認識を持つが,その70%以上は参画による情報の収集にある,ことなどであった。結論として,CSRは,A/R CDM促進の駆動力としては不十分であるが,カーボンオフセットを指向する森林関連活動の促進には十分である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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林業政策 
引用文献 (28件):
  • ARAI, Y. Environment and governance. Challenges of governance. 2005, 121-145
  • European Commission. Promoting a European framework for corporate social responsibility: Green Paper. 2001
  • European Parliament. Corporate social responsibility: a new partnership. 2007
  • FUJII, T. CSR in Europe and CSR in Japan-the differences and what we can learn from them. 2005
  • FUKUSHIMA, T. The characteristics of project styles and the future issues of A/R CDM. For Econ. 2006, 694, 1-15
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