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J-GLOBAL ID：201302202184222120   整理番号：13A0057674

低温中性原子のナノファイバ型光捕獲

Nanofiber-Based Optical Trapping of Cold Neutral Atoms

著者 (6件)： VETSCH Eugen (Continental Automotive GmbH, Limbach-Oberfrohna, DEU) ,  DAWKINS Samuel T. (Johannes Gutenberg-Univ. Mainz, Mainz, DEU) ,  MITSCH Rudolf (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  REITZ Daniel (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  SCHNEEWEISS Philipp (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  RAUSCHENBEUTEL Arno (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT)
資料名： IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics  (IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics)
巻： 18  号： 6  ページ： 1763-1770  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W0734A  ISSN： 1077-260X  CODEN： IJSQEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノファイバを用いて低温中性原子を捕獲する方法とその特性及び最適化に関する最近の研究を述べた。これはテーパ化ファイバに原子遷移から赤方及び青方離調した二色のレーザ光を送り込み,それにより生じたナノファイバを囲む定在波エバネセント場に原子を閉込める方法である。この捕獲を効果的に行うには,ファイバに生じた複屈折をうまく補償して明確な準直線偏光捕獲場を生成せねばならない。これは,プローブ光を用いてファイバ内レーザ場の偏光状態を測定し偏光制御を行うことにより達成された。また,磁気光学トラップを冷却原子源に用い,同居するファイバトラップに原子をうまく装填できるかを調べた。その結果,ナノファイバに捕獲された原子集団はサブDoppler温度を持ち,捕獲サイト当たりの原子数はサブPoisson分布を示すという好結果が得られた。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *原子 ,  *捕獲 ,  最適化 ,  光ファイバ ,  赤方偏移 ,  青方偏移 ,  定在波 ,  近接場 ,  レーザ応用
準シソーラス用語： エバネセント場 ,  テーパファイバ ,  *原子捕獲 ,  *中性原子

分類 (1件)： レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 低温 ,  中性原子 ,  ナノファイバ ,  光捕獲