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J-GLOBAL ID:201302202243324080   整理番号:13A0782559

相手船による妨害ゾーン(OZT)を用いた衝突警報の検討

Application of “Obstacle Zone by Target (OZT)” algorithm for Collision Alarm
著者 (2件):
資料名:
号: 128  ページ: 49-54  発行年: 2013年03月25日 
JST資料番号: F0535A  ISSN: 0388-7405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,AISの導入により,自動的に他船情報が得られるようになった。また,省力化や操船の高度化を目的に統合操船システム(INS)の性能規準がIMOにおいて制定され,その導入が進められている。こうした機器の導入により新しい問題として,頻繁な衝突警報の発報が,操船者への負担増や警報管理の問題として挙げられている。Motz等が行った6隻のINS搭載船の乗船調査では,衝突警報を発報しないよう警報を抑制している一部の船舶を含めても港湾域で平均毎時16.2回の警報がブリッジで発報しており,その50%が衝突警報とロストターゲット警報で占められていたことが報告された。本文では,レーダ等に設置されている衝突警報を有効に活用するためには警報の低減が必要不可欠である事を示し,その対策案であるOZT(相手船による妨害ゾーン)衝突警報の概念を提案すると共に,その計算法を示した。また,この警報低減効果を確認するため,AIS記録データの実船の航跡データを基に,2船間の遭遇状況を抽出しその際の警報状況を取りまとめた。その結果,通常よく用いられるTCPA 5分以下,DCPA 0.5マイル以下の条件のCPA解析に基づく警報発報回数と比較して,94%の警報低減が確認できた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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航海と実務  ,  航海計器,航法装置,電気設備 
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