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J-GLOBAL ID：201302202259298411   整理番号：13A1435709

調和組織制御による高強度・高延性金属材料の開発

著者 (1件)： 飴山惠 (立命館大 理工)
資料名： 山陽特殊製鋼技報  (Sanyo Technical Report)
巻： 20  号： 1  ページ： 2-10  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： L2166A  ISSN： 1340-6825  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 種々の高強度化手法が進められてきたが,高強度が得られても延性が損なわれるといった強度と延性のトレードオフは避けられない。このような課題を打開するため,LSTによる「革新的構造用金属材料創製を目指したヘテロ構造制御に基づく新指導原理の構築」研究プログラムが実施されている。本稿では,本テーマの概要を要約した。1)粉末超強加工法:メカニカルアロイングやメカニカルミリング法と固化成形法を組合せた「超強加工PMプロセス」,2)調和組織材料の組織と機械的性質:「不均一・調和・超微細」を基にした粉体加工熱処理プロセスの1つである「調和組織制御法」を提案,Shell(超微細結晶粒組織)/Core(粗大結晶粒組織)バイモーダル構造,3)調和組織材料の変形挙動:応力歪特性,加工硬化率,FEM解析,画像相関法解析。

シソーラス用語： プロジェクト ,  産学協同 ,  *金属材料 ,  *材料設計 ,  強度 ,  延性 ,  *金属組織 ,  構造材料 ,  不均一性 ,  塑性加工 ,  塑性変形 ,  メカニカルアロイング ,  粉砕 ,  粒径 ,  粒度分布 ,  機械的性質 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  加工硬化 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  電子回折 ,  SPD【塑性】 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： *研究開発プロジェクト ,  材料開発 ,  高強度 ,  *組織制御 ,  調和 ,  超強加工 ,  メカニカルミリング ,  二峰分布 ,  ディジタル画像相関法 ,  EBSD

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (WA01020Z) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (12件)：

• 1)梅本実:第3回スーパーメタル講演概要集,JRCM,(2000),71.
• 2) http://www.jst.go.jp/kyousou/theme/h22thenne01.html
• 3)飴山惠,広光誠,今井信幸:鉄と鋼,84(1998),357.
• 4)飴山惠:塑性と加工,39(1998),911.
• 5) J. Yin, M. Umemoto, Z. G. Liu and K. Tsuchiya : ISIJ Int., 41 (2001) , 1389.

タイトルに関連する用語 (6件)： 調和 ,  組織制御 ,  高強度 ,  高延性 ,  金属材料 ,  開発