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J-GLOBAL ID:201302202307816314   整理番号:13A0966696

イネの配偶子と受精体での遺伝子発現特性:受精後の受精体中の配偶子-補強遺伝子および上方-または下方-調節遺伝子の特定

Gene expression profiles in rice gametes and zygotes: identification of gamete-enriched genes and up- or down-regulated genes in zygotes after fertilization
著者 (6件):
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巻: 64  号:ページ: 1927-1940  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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被子植物では胞子体発生は重複受精により開始され種子形成が行われる。重複受精では花粉からの1個の精細胞が卵細胞と融合し,その結果できる受精体が親からの遺伝物質を次世代へ受け渡す胚に成長する。中央細胞は第二精細胞と融合し,三倍体の一次内胚乳細胞を形成し,それが胚/実生を分化させる栄養を与える。この検討ではイネの花から分離した精細胞,卵細胞および受精体のマイクロアレイによるトランスクリプトーム解析を実施し,細胞型-特異なトランスクリプトームを得て,雄性および雌性配偶体中の補強遺伝子と受粉後の受精体で上方-および下方-調節する遺伝子を特定した。その結果,1)受精体では全部で325個の推定上方-調節遺伝子と94個の推定下方-調節遺伝子が得られる,2)ホメオボックス蛋白質をコードする幾つかの遺伝子または転写因子が受精後に非常に高い上方調節を示すことがPCR法で確認される,3)上方調節遺伝子がクロマチン/DNAの組織化と組立て機能を高度に補強する,4)受粉後の受精体では多分メチルトランスフェラーゼ1をコードしている遺伝子が非常に高い上方調節される,5)この酵素の阻害剤はイネ受精体での極性または分裂非対称性に部分的に影響するらしいが,正常な胚芽発生を阻止することはない,ことが分かった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生殖  ,  遺伝子の構造と化学 

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