抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,言語的な意味の取扱を抑え,物理量である回答時間の計測から色彩調和の状態を計測する実験を試行的に行った。結果として,回答時間の情報量が多く,意味の情報が2値であるデータを得ることができた。得られたデータを評価する簡便な基準を作り,色彩評価を適用したところ,景観法による一般的な色彩規制の基準に対応する領域を切り出せる可能性が示唆され,ある程度色彩調和の状態を表現していると期待できた。このような手法は,精緻化,厳密化の過程を経れば,意味的な景観変化を明確にもたらしていない日常的な風景の変化と意味的な景観の変化の中間的な分析を可能にすると考察された。