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J-GLOBAL ID：201302202464215138   整理番号：13A0473919

リポソームの細管化の実時間画像化の物理化学解析は個々のF-BARドメイン蛋白質の特性を明らかにする

Physicochemical Analysis from Real-Time Imaging of Liposome Tubulation Reveals the Characteristics of Individual F-BAR Domain Proteins

著者 (9件)： TANAKA-TAKIGUCHI Yohko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  ITOH Toshiki (Kobe Univ. Graduate School of Medicine, Kobe, JPN) ,  TSUJITA Kazuya (Kobe Univ. Graduate School of Medicine, Kobe, JPN) ,  YAMADA Shunsuke (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  YANAGISAWA Miho (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  FUJIWARA Kei (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YAMAMOTO Akihisa (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ICHIKAWA Masatoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKIGUCHI Kingo (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 1  ページ： 328-336  発行年： 2013年01月08日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体膜の変形モジュールと同定されているFer-CIP4相同性BAR(F-BAR)ドメインが脂質二分子膜を細管へと変換することが報告されている。ここでは,暗視野光学顕微鏡による巨大単一ラメラリポソームの直接実時間画像化を用いて,4つの異なったF-BARドメイン同族蛋白質(FBP17,CIP4,PSTPIP1,Pacsin2)によって引き起こされる細管化の全過程および延伸された細管の挙動を調べることに成功した。FBP17およびCIP4は個々のリポソームの全表面上に多数の突起を同時に発達させるが,PSTPIP1およびPacsin2は表面のごく限られた部分にのみ突起を発達させる。FBP17またはCIP4により形成された細管は,PSTPIP1またはPacsin2から形成される細管より曲げ剛性が高い。すなわち,4つのF-BARドメイン蛋白質が2つのグループに分類されることがわかった。このような細管形成過程の違いが生物学的機能と関連していることが示唆された。

シソーラス用語： *結合部位 ,  *リポソーム ,  脂質二分子膜 ,  光学顕微鏡法 ,  画像処理 ,  *タンパク質 ,  *細胞膜
準シソーラス用語： *BARドメイン ,  暗視野顕微鏡 ,  *細管 ,  実時間イメージング ,  突起 ,  *発達過程

分類 (2件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (7件)： リポソーム ,  細管 ,  実時間 ,  画像化 ,  物理化学 ,  解析 ,  蛋白質