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J-GLOBAL ID：201302202502795402   整理番号：13A0308498

連続運動イメージを用いた2方向制御BCIの開発

Development of two-directional control BCI using repeated motor imagery

著者 (3件)： 秋吉洋行 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  伊賀崎伴彦 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  村山伸樹 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電気学会医用・生体工学研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MBE-13  号： 1-9.11-18.20-24  ページ： 15-20  発行年： 2013年01月25日 
JST資料番号： X0921A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 左右の手の把握運動イメージを繰返した場合に観察されるC3・C4におけるβ波パワーの減少event related Desynchronization,ERDを用いて,2つの入力(C3・C4の脳波)から2つ出力(右・左)を生成するBCIを開発した。開発したBCIの有効性を,画面上のカーソルを2方向に制御する実験を行うことで検証した。8人の健常成人男性(21~26歳,右利き)がこのBCI実験に参加した。各被験者に対して約1週間間隔で3回の実験を行うことで,訓練と最適化によるERDの増大とカーソル制御の精度向上の可能性を検討した。実験ではいずれの被験者も期待値(33%)以上の制御結果を達成したが,1実験あたりの成功率は最も高い場合で57%と高いとは言えず,成功率の有意な増加もみられなかった。しかし,ターゲットの左右と有無の間でカーソル制御の可能性が実証された。また,脳波の変化から訓練によるBCI制御の向上の可能性も示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *マンマシンインタフェイス ,  *感情 ,  脳波 ,  周波数解析 ,  筋萎縮性側索硬化症 ,  バイオフィードバック ,  視覚 ,  事象関連電位 ,  β波 ,  視覚フィードバック ,  事象関連脱同期 ,  電気生理
準シソーラス用語： ALS ,  *BCI【インタフェイス】 ,  EEG【脳波】 ,  *運動イメージ

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (1件)：

• [1] 秋吉洋行ほか,"非同期式BCIの開発:把握運動の反復イメージによる2方向制御の実現,"医用生体工学会九州支部大会,2012年.

タイトルに関連する用語 (4件)： 運動イメージ ,  2方向 ,  BCI ,  開発