文献
J-GLOBAL ID:201302202574718097   整理番号:13A0397842

食品表示の信頼性を確保するための評価・管理技術の開発 第5章 分析法の妥当性確認 2 イチゴ品種同定技術の室間共同試験による妥当性確認,及び加工品への応用

著者 (2件):
資料名:
号: 492  ページ: 175-178  発行年: 2013年01月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
(ア)イチゴ品種同定技術の室間共同試験による妥当性確認:品種検出技術の再現性を保証するには,適正な試験に基づいて,感度・特異性を明示する必要がある。著者らは,AOAC(Association of Official Agricultural Chemists)Internationalの指定する定性分析法の妥当性確認試験基準を参考に,研究室間共同試験を設計・実施した。その結果,10以上の独立した分析機関において,ほぼ全てのマーカーで感度・特異性共に95%以上という良好な再現性が確認できた。再現性の保証された品種識別技術は農作物では初めてであり,現在は信頼度の高い技術として各県,分析センターや税関に技術移転されている。(イ)DNA多型検出による品種同定精度の算出DNA品種識別には,常に,偶然に全てのDNA多型が一致する他品種が存在する可能性,つまり誤判定の危険性を考慮しなければならない。そこで品種同定理論に基づき,解析した全品種(125品種)の多型データから各マーカーの多型頻度を算出し,危険率を明示した。この結果,16マーカーを用いることで99.9%の確率で品種判定が可能であることが明らかとなった。(ウ)品種同定技術の加工品への応用:鋳型DNAが短く断片化している加工度合いの高い品目の品種識別に対応するため,DNA抽出の前に酵素処理を行うことと,標的DNAの断片長が短くなるようにプライマーを再構築することにより,22種類のマーカーのうち少なくても18個を短いDNAマーカーにすることが可能になった。今回使用したジャムはブレザープタイプであるが,同等のレベルの加工過程を経た物であるのなら識別が可能であると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の分析  ,  作物の品種  ,  野菜  ,  野菜とその加工品 
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る