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J-GLOBAL ID:201302202842494377   整理番号:13A0029715

将来のCO2に誘導される海洋酸性化は緑色潮汐藻類の生理学的性能を仲介する

Future CO2-Induced Ocean Acidification Mediates the Physiological Performance of a Green Tide Alga
著者 (3件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: 1762-1769  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海洋は空気から一時間当たり百万トン以上のCO2を吸収し,CO2放出の増加による海水化学を乱している。化石燃料中心のCO2放出に基づいて,海水表面のH+濃度は今世紀末には150%増加すると推定されている(海洋酸性化;OA)。海水のpHは酸素欠乏,呼吸およびOAのために遠洋より沿岸水において低下が速く,OAに対する沿岸部の藻類の応答はヒトの生活地域などを考慮して懸念されている。大型藻類は,無機炭素(Ci)の獲得に対して,異なるカルボキシル化効率を持つ異なる光合成親和性と関係する多様な戦略を持っており,重炭酸塩の活発な利用あるいはCO2の直接取り込みを行い,炭素濃縮機構として知られるRubiscoへのCO2の供給を行っている。しかし,「非重炭酸塩ユーザー」として知られる一部の赤色および緑色大型藻類は,溶解したCO2の拡散だけからCiを得ており,したがって大型藻類はCO2分圧の増加と海水化学の変化に異なる応答をしている。これらの異なる応答にもかかわらず,OAは赤色corallin藻類に悪影響があり,さらに高CO2は非石灰質大型藻類とcorallin藻類の競合に影響すると考えられている。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物学一般  ,  環境因子の生物影響一般 

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