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J-GLOBAL ID：201302202940386531   整理番号：13A0875791

免震建築物の設計力UP 4)免震設計の勘所...設計 フェイルセーフ

著者 (1件)： 高山峯夫 (福岡大 工)
資料名： 建築技術
号： 761  ページ： 142-143  発行年： 2013年06月01日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 想定を大きく超えるような地震動に対して,免震建物の安全性を確保するためにフェイルセーフが必要との考えがある。米国の初期の免震建物では,積層ゴムの周辺に落下防止と思われる柱を設置していた例などもある。わが国では,米国の事例のようにフェイルセーフを設ける例はあまりみられない。設計で想定した応答変位に対して,どの程度の変形余裕度などを保有しているかが,免震建物の冗長性の目安となる。擁壁へ衝突した場合には,上部構造に大きな水平力が伝達され,衝突の仕方によっては上部構造が塑性化する可能性もある。衝突時の衝撃力を緩和するために緩衝材などを設けることもあるものの,衝突時の衝撃力はほぼそのまま上部構造に伝達されることは,上部構造の設計で考慮されなければならないとしている。

シソーラス用語： *建築物 ,  *フェイルセーフ ,  地震 ,  地震動 ,  アメリカ合衆国 ,  積層ゴム ,  落下 ,  変位 ,  擁壁 ,  冗長性 ,  力 ,  衝突
準シソーラス用語： *免震建築物 ,  想定地震 ,  米国 ,  応答変位 ,  衝撃力

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 免震建築物 ,  設計 ,  Up ,  免震 ,  フェイルセーフ