抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電磁誘導型振動発電デバイスの電磁界解析法に関する基礎的検討について報告した。先行研究では,振動発電デバイスの挙動を線形のバネ-ダンパ系と見なして簡易的に発電量を見積もってきたが,実際の振動発電系には非線形性があると考えられるため,より詳細な特性把握には数値シミュレーションが必要である。そのためには,外部振動によるデバイスの挙動,永久磁石とコイルによる電磁界,および電気回路の3種類の現象の連成解析が求められる。本稿では,デバイス内の物体の位置変化を容易に考慮するために,電磁解析に非適応ボクセルFEMを用いた。外部振動によるデバイス挙動をバネ-ダンパ方程式で表現した。一連の基礎的解析結果,およびそこから見出された知見や課題を提示した。