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J-GLOBAL ID：201302203017059389   整理番号：13A1787880

東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の柱脚・定着部被害

DAMAGE TO COLUMN BASES AND ROOF JOINTS IN STEEL SCHOOL BUILDINGS DUE TO THE 2011 TOHOKU EARTHQUAKE

著者 (6件)： 吉敷祥一 (大阪工業大学工学部建築学科) ,  山田哲 (東京工業大学建築物理研究センター) ,  松本由香 (横浜国立大学都市イノベーション研究院) ,  浅田勇人 (神戸大学建築学専攻) ,  小山毅 (東京大学建築学専攻) ,  島田侑子 (千葉大学建築・都市科学専攻)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 19  号： 42  ページ： 585-590 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告で対象とする鉄骨造文教施設の大部分は屋内運動場である。本報告ではまず柱脚・定着部に関わる被災度区分判定基準を整理し,今回の具体的な地震被害事例と比較することでその問題点を検討する。次いで調査結果を構造形式,建築年,耐震補強の有無といった観点から整理するとともに,他の構造部材の被災度と関係付けて示すことで柱脚・定着部の被害傾向を把握する。1982年以前の垂直ブレースは柱脚部の被害を低減する効果があったが,1981年基準が改定されブレース接合が変わったが,1995年再度改定された。1982年から1995年の柱脚部に大きな被害が見られた。

シソーラス用語： *大地震 ,  *鋼構造 ,  教育施設 ,  *柱脚 ,  *定着部 ,  *震災 ,  ブレース ,  *体育館 ,  構造部材
準シソーラス用語： *東北地方太平洋沖地震 ,  文教施設 ,  被災度 ,  露出柱脚

分類 (3件)： 金属構造  (RA04050W) ,  接合部  (HD03080V) ,  競技場,展覧会場,記念建造物,その他  (RB05070C)

引用文献 (6件)：

• 1) 日本建築学会近畿支部鉄骨構造部会:1995年兵庫県南部地震 鉄骨造建物被害調査報告書,1995.5
• 2) 山田 哲ほか:東北地方太平洋沖地震等で被災した鉄骨造文教施設の調査−調査の概要−,日本建築学会技術報告集,第40号,pp.935-940,2012.10
• 3) 伊山 潤ほか:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設鉛直ブレースの震動被害,日本建築学会技術報告集,第41号,2013.2
• 4) 島田侑子ほか:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の被害と地盤変状,日本建築学会技術報告集,第42号,2013.6
• 5) 文部科学省:屋内運動場等の耐震性能診断基準(平成18年版),2006

タイトルに関連する用語 (6件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  鉄骨造 ,  文教施設 ,  柱脚 ,  定着部 ,  被害