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J-GLOBAL ID：201302203391963706   整理番号：13A1869627

アセンブルされるべきか,されざるべきか:核アクチンフィラメントへの進行

To be or not to be assembled: progressing into nuclear actin filaments

著者 (2件)： GROSSE Robert (Univ. Marburg, DEU) ,  VARTIAINEN Maria K. (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 14  号： 11  ページ： 693-697  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞質アクチンはフィラメントとして働き,細胞核アクチンは単量体で,転写複合体の骨格を成すと考えられて来たが,最近の研究は重合したアクチン構造が真核生物細胞の核に存在することを示した。多くのアクチンフィラメント結合蛋白質は遺伝子発現に結びついており,新しいプローブによって体細胞核の重合アクチンの可視化が可能になった。細胞質アクチンと同様に,最近検出された核アクチン重合体も,それぞれに異なる機序によって調節される異なったアクチンプールを代表すると考えるのは合理的であろう。多数のアクチン調節器が核に存在するので,核において多数の異なるタイプの重合アクチン構造が形成される可能性は高いだろう。そして,その形成は異なるシグナリング経路で調節され,細胞タイプや組織によって異なり,重合アクチンの核機能も異なるだろう。

シソーラス用語： *アクチンフィラメント ,  アクチン ,  *細胞核 ,  転写【遺伝】 ,  タンパク質複合体 ,  重合 ,  真核生物 ,  アクチン結合タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  プローブ ,  *可視化 ,  体細胞 ,  集合 ,  分子集合体
準シソーラス用語： アクチン重合 ,  蛋白質集合

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (3件)： べき ,  核 ,  アクチンフィラメント