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J-GLOBAL ID:201302203448909053   整理番号:13A0619359

神経芽腫:高リスクの神経芽腫の遺伝学的全体像

The genetic landscape of high-risk neuroblastoma
著者 (40件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 279-284  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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神経芽腫は,発達中の交感神経系の悪性腫瘍で,広範囲にわたる転移性疾患でみられることが多いため,生存率は50%未満である。高リスクの神経芽腫での体細胞変異の範囲を決定するため,Therapeutically Applicable Research to Generate Effective Treatment[pTARGET(効果的な治療確立のための治療に適応可能な研究)]イニシアチブの一環として,全エキソーム,ゲノム,トランスクリプトームの塩基配列決定を組み合わせて用い,罹患者240例(症例)について研究を行った。我々は,神経芽腫では1Mbあたり0.60個と低頻度の中央値のエキソン内変異(1Mbあたり0.48個の非サイレント変異)がみられること,また,特に,変異が頻発する遺伝子がほとんどないことを報告する。体細胞変異の頻度が有意に高い遺伝子には,ALK(症例の9.2%),PTPN11(2.9%),ATRX(2.5%,および,さらに7.1%に局所的な欠失がみられる),MYCN(1.7%,頻発するp.Pro44Leu変化を引き起こす),NRAS(0.83%)が含まれる。まれな,病因となる可能性がある生殖細胞系列変異は,ALK,CHEK2,PINK1,BARD1に有意に多く存在した。神経芽腫において頻発する体細胞変異が相対的に少ないことは,高頻度に変化がみられる発がん性ドライバーに依存する現在の治療戦略に疑問を投げかけるものである。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (2件):
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発癌機序・因子  ,  遺伝的変異 
タイトルに関連する用語 (3件):
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