抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年3月に金沢市西部環境エネルギーセンター(以下「本センター」という)が竣工した。本センターでは,既存の施設にて1982年より下水汚泥の混焼を行ってきたが,汚泥搬送設備,焼却炉あるいは投入ホッパーへの汚泥投入部において様々なトラブルを経験してきた。今回の新設備においては,これらの経験を踏まえた設計とすると共に,低位発熱量約10MJ/kgと安定した乾燥汚泥(含水率45%)をごみと混焼することで,より安定した焼却処理(性能試験では,炉出口ガス温度は日平均約920°Cで運転)を行っている。また,設計当初懸念された,ばいじん,NO
x,SO
x濃度についても下水汚泥と混焼した場合と混焼しない場合の比較試験を行ったが,顕著な差異は生じないことを確認した。(著者抄録)