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J-GLOBAL ID:201302203566480614   整理番号:13A1935106

炭素繊維前駆体における熱安定化反応の精密決定手順

A procedure for precise determination of thermal stabilization reactions in carbon fiber precursors
著者 (2件):
資料名:
巻: 98  号: 12  ページ: 2537-2545  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炭素繊維製造の主要なステップはポリアクリロニトリル(PAN)繊維の熱安定化であり,安定化反応の開始温度と温度範囲が加工パラメタ(張力,延伸など)調節のためのキイになる。安定化反応は大変複雑で重なりあった反応である。DSCとTGAの組み合わせで反応を分離し,FTIR,TMA,密度測定で提案法の有効なことを確認した。化学組成の異なる3種の市販PAN繊維を使用し,PAN繊維の熱安定化反応中での化学反応(環化,酸化,脱水素化,はしご状重合体生成)をFTIRで評価した。DSCとTGAから諸反応の開始温度,生起温度範囲,生起順序をスタート繊維の化学組成の関数として求めた。コモノマーとしてイタコン酸とアクリル酸メチルを含む繊維では酸化反応が175°Cで開始,環化反応は210°Cで開始,250°C以上では脱水素反応が主になった。イタコン酸のみを含むPAN繊維では環化反応は210°C,脱水素反応は242°C,酸化反応は284°C以上でそれぞれスタートした。コモノマーとして酢酸ビニルを含むPAN繊維では開始反応は240°C以上で起こって環化反応に帰され,酸化反応は290°C以下で起こり,脱水素反応は290°C以上でスタートした。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の紡糸・製糸  ,  アクリル樹脂  ,  高分子の分解,劣化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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