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J-GLOBAL ID：201302203654033920   整理番号：13A1485190

ハイサイクルなダイカスト成形を可能にする金型冷却技術の開発(第2報)金型-銅冷却孔間を効率よく冷却する充填材の検討

Fabrication of thermal interface materials for rapid die-casting

著者 (3件)： 寺山朗 (広島県総技研) ,  府山伸行 (広島県総技研) ,  大石郁 (広島県総技研)
資料名： 広島県立総合技術研究所西部工業技術センター研究報告  (Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute, Western Region Industrial Research Center)
号： 56  ページ： 9-12  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： F0831A  ISSN： 1882-3076  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウムのダイカスト成形は自動車部品の製造に欠かすことのできない技術である。製品の低価格化のため成形時間の短縮が推進されているが,金型冷却性能が向上できれば,成形時間のさらなる短縮が見込める。特殊な黒鉛粒子と高分子材料から成る充填材を試作し,その熱特性等を調べた。その結果,充填材に含まれる黒鉛粒子の量を増やすと,熱伝材を試作し,その熱特性等を調べた。その結果,充填材に含まれる黒鉛粒子の量を増やすと,熱伝達係数を高めることができた。また,充填材の厚さを薄くすることで,黒鉛粒子とマトリックスの高分子材料との界面抵抗が低くなることが示唆され,熱伝達係数が高まることがわかった。熱伝達係数が最も高い条件では,充填材を使用しないときの約10倍の熱伝達係数が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： アルミニウム合金 ,  ダイカスト ,  *金型 ,  *冷却 ,  部品 ,  自動車 ,  分散粒子 ,  *グラファイト ,  材料 ,  物質 ,  高分子 ,  *充填材料 ,  *熱伝達率 ,  抵抗 ,  サイクル ,  高速化 ,  構造 ,  銅管 ,  冷却器
準シソーラス用語： *ダイカスト金型 ,  ハイサイクル ,  界面抵抗 ,  *金型構造 ,  *金型冷却 ,  *高分子材料 ,  *黒鉛粒子 ,  自動車部品 ,  冷却管

分類 (1件)： 炉,鋳造設備  (WC01070I)

引用文献 (8件)：

• 糸井,土肥,南,高塚,アルトピア,5(1999)20-26.
• 長澤,素形材,49(2008)1-5.
• A.V-Várnai, Z.Sárkány, M. Rencz, Microelectronics Journal 43 (2012) pp661-668.
• A.Hamdan, A.McLanahan, R.Richards, C.Richards, Experimental Thermal and Fluid Science 35 (2011) pp1250-1254.
• B.A.Cola, J.Xu,T.S.Fisher, International Journal of Heat and Mass Transfer 52 (2009) pp3490-3503.

タイトルに関連する用語 (7件)： ハイサイクル ,  ダイカスト成形 ,  金型 ,  開発 ,  銅 ,  冷却孔 ,  充填材