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J-GLOBAL ID:201302203820728273   整理番号:13A0147850

天然繊維/PBS二元組成物の熱および燃焼挙動

Thermal and fire behavior of natural fibers/PBS biocomposites
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 87-95  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報告では,種々の天然繊維とそれを含む二元組成物の熱分解と燃焼反応について比較した結果を述べる。ポリブチレンサクシネート(PBS)をポリマーマトリックスとして用いた。天然繊維として,セルロース,麻,亜麻,サトウキビ,竹を,難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)を用いた。繊維の種類,繊維含量,APP添加の影響をTGA,PCFC,円錐熱量分析計によって調べた。PBS中への繊維の取り込みにより熱安定性が低下し,二元組成物の点火時間(TTI)が短くなった。一方,チャーによるバリアーの形成に起因して燃焼残渣の量は増加した。これらの結果は,繊維の組成とリグノセルロース繊維から放出されるガスの燃焼性に帰因されるものである。繊維含量はTTIには影響しなかったが,最大放熱速度(pHRR)には著しい影響を及ぼした。したがって,燃焼から防御するバリアーを形成するには繊維の量は少なくなければならない。二元組成物へのAPPの添加は,PBSの加水分解と亜麻のリン酸化をもたらした。これらのことから,難燃性二元組成物内ではマトリックスのチャーリングと繊維の骨格の残存によりバリアー層が形成され,これによりpHRRの著しい減少がもたらされるものと言える。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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高分子の分解,劣化  ,  抵抗性  ,  難燃剤  ,  用途開発 
タイトルに関連する用語 (3件):
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