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J-GLOBAL ID:201302203831741492   整理番号:13A1314248

高分子結晶化の分子動力学の再考 長いポリエチレンにおけるメルトおよびガラスからの結晶化

Molecular dynamics of polymer crystallization revisited: Crystallization from the melt and the glass in longer polyethylene
著者 (1件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 054903-054903-13  発行年: 2013年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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鎖折畳みラメラの定常状態成長およびガラス転移温度Tgを通じる低温結晶化の分子機構を,512個の結合原子C512で作られた長いポリエチレン(PE)様高分子に関する分子動力学シミュレーションによって調べた。本論文では,前回のシミュレーションよりもさらに長い鎖のより実際的な系に対して,1 μsまでの長いシミュレーションを実行することにより,短いPE様の高分子に関する著者らの以前のシミュレーションの結果を再考し,それによって,鎖折畳み結晶化の確実な分子的イメージを確立し,低温結晶化の特別な分子過程を解明することを目的としている。鎖折畳みラメラは,際立った先細りの成長フロントを保ちながら高速の肥大成長を行うことを観測した。もっと長い鎖における高速成長にもかかわらず,この折畳み表面は,圧倒的に隣接リエントリーであることを見出した。分子経路の詳細な調査により,見かけ上矛盾している結果を説明できる洞察力のあるイメージを得た。さらに,特別の空間不均一性をもつ折畳み構造が,結晶領域内での不均一移動度を引き起こすことを見出した。一方,Tgを通じるガラス状フィルムのゆっくりした加熱の過程での低温結晶化の研究により,微結晶で作られる粒状組織をもたらすことが見出された。この微結晶は低いTgをもつ自由表面近傍で優先的に核形成し,主に真横向きになり,その自由表面に平行にその鎖の軸を配向させる明確な傾向を示すことが見出された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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高分子の立体構造 

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